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間違った筋肉に打つと

看護師

筋肉を緩め発汗を抑える

A型ボツリヌス毒素を原料としたボトックスが医薬品として用いられるようになったのは、25年以上前のことです。保険治療では眼瞼痙攣などに用いられ、自費診療では表情ジワ治療などに用いられています。薬剤である以上、副作用の可能性は否定できません。目の周囲に注射した場合は、眼瞼下垂や兎眼及び閉瞼不全など、頬の周囲に注射した場合は、局所性筋力低下などの副作用が起きる可能性があります。笑っても変な顔になったり、眉が吊り上ったりするトラブルも稀に起こります。こうした副作用は、打つべきでない筋肉に打ってしまった場合や、狙った筋肉意外にもボトックスが流れてしまったのが原因です。ですから、解剖学に精通していて、筋肉の使用程度などを見極められる医師に注射してもらうことが重要です。ボトックスを作っている製剤会社では発売当初に多く発生したこうしたトラブルを回避し、安全な施術を提供するために、製剤を購入する医師には指定した講習を受けることを義務付けています。ですので、どの医師も注射のポイントなどを知って施術をしているわけです。しかし、より技術を磨いている医師を選ぶとしたら、注入指導医か否かというのがポイントと言えます。注入指導医は確かな技術を持って、他のクリニックに勤める医師に注入の指導を行っています。美容領域でボトックスの使用が認められたのは、2009年のことです。治療効果は眉間に対しての表情ジワで、これに次いで目尻の表情ジワが追加承認されました。眉間のシワは、眉間を寄せるために働く皺眉筋を中心に注射を打つことで緩和可能です。一方、目尻は眼輪筋に注射してシワを緩和します。眉間と目尻以外の部位への治療は承認されていないのですが、多くの美容クリニックでは様々な部位に注射しています。例えば咬筋に打って小顔効果をもたらす施術は、歯科領域においても歯軋り治療に活用中です。また、他のシワに関しては、表情筋の力によって発生するものに限り効果的です。口をすぼめたときにできる上唇の上のシワや顎の梅干ジワ、眉毛を挙げることでできるおでこのシワなどが挙げられます。上唇が上がり過ぎるガミースマイルの治療にも役立っており、さらには鼻を小さくすることも可能です。顔に注射するときは、間違った筋肉に注射することで起きる副作用の可能性もしっかり考えましょう。筋肉に作用するボトックスは、発汗を抑える効果も持っています。皮膚科などでは多汗症の治療にボトックスを用いていて、その効果は国も承認済みです。脇に注射した場合は、一時的に脱力感が出るなどの副作用が生じる可能性があります。

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